起立性調節障害は何科に行くべき?

起立性調節障害は何科に行くべきか?

心療内科?

病気になった場合、あるいは体調が悪くすぐれない場合など、何科に行けばいいのか迷うことがありますね。かかり付けの医院があれば先生に相談も出来、難しい病気であれば紹介状を書いてもらって大きい病院に行くことが出来ますが、そうでない場合は、本当に悩みます。

そのために診察が遅れたり、ためらったりします。子供の場合は、初めは小児科が
良いと思います。大人の場合は違ってきます。起立性調節障害ではと思っているなら、とりあえずは総合内科など受診するのがよいでしょう。

また、起立性調節障害と診断されているのでしたら、心療内科を受診するのが良いでしょう。
いずれにしろ、まずは受診する前に問い合わせするとよいでしょう。

実は小児科の先生の方が専門的なケースが多い

小児科は幼児から小さなお子さんを診るというイメージがありますが、現状起立性調節障害に最も詳しいのが小児科の 先生です。

小児科の先生の中には、不登校や思春期で自律神経のバランスを崩したりしている子供を多く診察されて 経験を積まれ、知識も豊富な先生が多くおられます。

その意味からしても、起立性調節障害を疑われている子供は、 優先順位としては、小児科に受診するのが良いでしょう。

病院ではどういった治療をしてくれるの?

○ 西洋医学の薬物療法
○ 東洋医学の非薬物療法


薬物療法では、精神安定剤や抗うつ薬など使用する。 また症状により、その症状を抑えたり、軽減するための薬の治療もします。たとえば、低血圧に血圧上昇させる薬など。

非薬物療法では、おもにカウンセリングなどを受け、生活習慣の改善を進め、生活リズムを整えるよう指導。

早寝早起き、軽い運動、食事の取り方など日常生活の中でできることを指導。これらが一般療法といわれ、ストレッチ体操などを理学療法といわれます。

また、自律訓練法と言って、自律神経機能を高めるため交感神経を刺激、腹式呼吸、
目覚めに手足のストレッチ、目覚めに冷水を飲むなど指導などがあります。

病院以外の選択肢

また病院以外の選択肢として、治療院を探される方も多く、当院にご相談をいただくかとの多くは、

病院の薬では改善しなかった方や、子供にあまり薬を飲ませたくない方などです。

1年以上病院に通っているが改善する気配がなく、どんどん学校に行けなくなっているようなお子さんをお持ちの親御さんは一度当院にご相談ください。