自律神経を整える食事療法とは

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健康な人であっても、食事は栄養のバランスを考えて取ることは重要です。自律神経のバランスを崩している人は、とくに栄養のバランスを考え、多飲、多食、過食をしないようにします。そうすることで症状を和らげることにつながります。また、3食はできる限り決まった時間に取ることで、体のリズムが整ってきます。

どんなものを食べるといいのか?

大きく分けるとこのような食べ物大豆製品

・食物繊維が多い食べ物
・すっぱい物、辛い食べ物
・発酵食品
・水分をとる
・ビタミン類

中でも、欠かせないのがビタミンCです。

普段からビタミンCを多く摂ることが、ストレス対策になります。ビタミンCは精神的な不安、ストレスを除きます。

ストレスを感じた時に、失われやすい栄養素なので、こまめに摂ると良いでしょう。

ビタミンB群

神経の働きを正常に保つ働きがあります。
ビタミンB1は脳のエネルギー供給に役立ます。多く含まれる食品としては、玄米、豚肉、豆、大豆製品など。

ビタミンB6は主にたんぱく質の代謝にかかわる補酵素として働きがあります。
多く含まれる食品としては、鶏肉、レバー、鮭や鮪などの生魚。

カルシウム・マグネシウム

イライラを鎮め、不眠解消の効果があります。マグネシウムも合わせて摂ると良いでしょう。
カルシウムが多く含まれる食品としては、乳製品、大豆製品、小魚、小松菜など
マグネシウムが多く含まれる食品としては、玄米、海藻類、大豆製品など。
 
食物繊維の食べ物は、腸にとってよい影響をもたらし、副交感神経が優位に立ちます。
豆類、穀類、野菜、キノコ、海藻などに多く含まれています。
 
すっぱい食物は、これも副交感神経が働きます。

発酵食品も自律神経を整える働きがあり、免疫力も上がります。
納豆、醤油、味噌、漬物、パンやヨーグルト、紅茶、キムチなど

水分をとることも、自律神経を整えるためには効果があり、体を温める飲み物を心がける
とよいでしょう。

いずれにしても、食べ過ぎに注意してください!

決まった時間に食事をすることで、脳や腸を動かし刺激し、生体リズムを整える事につながり、
自律神経を整えます。
食事は、できる限り決まった時間に、ゆっくりと楽しく摂ることが望ましいです。それには、
1人で食べるより、家族と一緒に食べるようにすれば良いでしょう。

甘い物や冷たい物は、体温を下げてしまうので、食べ過ぎ摂りすぎに注意です。