近年、朝起きれなくて学校にいけなくなっている子供が増えています。
急に子供が朝起きれなくなりました・・・
最初は無理矢理にでも起こして、学校に行かせていたけどだんだんひどくなって、ついには学校に登校することもできなくなりました。
最初は学校でいじめられているのではないかとおもって、学校の先生に聞いては見たけどそんな様子もなく、一体なんで急に起きれなくなったのかわかりません。
というような相談が当院には毎日のようにあります。
長い人ではもう1年以上学校に行けていない子供もおり、親御さんは大変心配されています。
当院に電話をされて親御さんはまだ何かしら原因があるはずと思っていろいろ調べているうちに当院にたどり着いたのでまだ良いですが、それをせずにそのうち学校にいくだろうと思って特にどこにも相談されない方もまだまだいるみたいです。
でも、実はその症状放っておいては絶対にいけません。
なぜなら、起きたくないのではなくて起きてくても起きれない体になっているからです。
決して怠けているわけではありません。
このように朝起きれないお子さんをお持ちの親御さんが絶対にしてはいけないことがあります。
それが、「なにを怠け癖がついているんだ」「甘えるな」というふうに精神論おもうことです。
あなたのお子さんは決して怠けているわけでも、甘えているわけでもないのです。
朝起きれないあなたのお子さんはきっと「起立性調節障害」という病気にかかっているのだと思います。
病気は精神論では片付けれませんよね。
インフルエンザにかかっている子に気合で治せ!なんていってもどうしようもないですよね。
それと同じで「起立性調節障害」という自律神経失調症の一種だと思えば、その病気を治さないと朝起きれないとわかってもらえるかと思います。
起立性調節障害の可能性
朝起きれないのは低血圧になっているからです。
この低血圧というのが「起立性調節障害」の症状の代表的な特徴です。
もちろん低血圧になる病気は起立性調節障害だけではないのですが、起立性調節障害は小学生から中学生に非常に多く見られる病気なのです。
その数は軽症者も含めて、100万人とも言われています。
朝起きれないお子さんがいる親御さんは真っ先にこの起立性調節障害を疑って見てください。
当院には全国から毎日多数の起立性調節障害のお子さんが親御さんと一緒に来院されます。
もしかしたら私の子供もって思う方は一度ご相談ください。